在日米海軍司令部


自衛隊よりここの情報の方が濃密に公開されているというのは何なのか。こと広報という点から言えば外地に駐屯している在日米軍の方が気を配っているのか、それとも日本とアメリカの政府の意識の差なのか。
何が起こっているのかが分かる、というだけでも意義はあるよね。

今回の地震津波で一番残念だと思ったのは、せっかく誰でも無線通信機器を所持しているという時代になったのにそれが基地局壊滅すると隣の人の機器とも通話できないという中央集権的なシステムだった、といこと。

避難所に合わせて 7000人近く退避していて、その内の多くの人がケータイ持っていても「生存者一覧」すら個々の避難所の外に発信できなかった。

その間も消防や自衛隊や報道のヘリは飛んていたわけだし、それが一時的に基地局としての機能を果たす機器を積みこんで……みたいなのは技術的(というかコスト的)に難しいのかな?

まあ生存確認なんてのは生存そのものと比べれば優先順位低い話だとは思いますが、しかし「連絡が付いている」というだけでも被災者の安心にとって貴重なことだと思います。