ピアプロに小説だけは上げてはいけない

第11条(所有権と知的財産権

  1. 会員コンテンツが投稿小説の場合、会員は、当該投稿小説の映画化、アニメ化、ドラマ化、ビデオグラム(VHS、DVD、ブルーレイその他現在実用化され、又は将来開発される一切の形式、構造、素材の記録媒体を含みます。以下同じ。)化、フィギュア等の商品化、出版化その他の二次利用について、当社が独占的な窓口権を有することに予め同意するものとします。当該二次利用の原作使用料その他の条件については、別途会員と当社との間で協議の上決定するものとします。
  2. 会員コンテンツが投稿小説の場合、会員は、第三者から当該投稿小説の映画化、アニメ化、ドラマ化、ビデオグラム化、フィギュア等の商品化、出版化その他の二次利用の申込みを受けた場合には、直ちに当社に通知しなければならないものとします。

piapro(ピアプロ)|利用規約

ピアプロに、音楽にも歌詞にもイラストにも漫画にも適用されないのに小説にのみかかる規定が追加されました。

これで、普通の投稿だと他の会員(やクリプトン)に使用を許諾するだけなのに対して小説についてだけは出版社への新人賞投稿並みの商品化優先権の売り渡しを要求されることになります。というか小説の新人賞でもこれを要求されるのは入賞作に限定してですから、投稿小説全てにかかるこれは、それ以上の囲い込みですね。ひどい会社だ。

何を考えてこんな規定を作ったのだか分かりませんが、今の段階では「間違ってもピアプロに小説を上げてはいけない」としか言えないです。

初音ミクの二次創作小説を書いたならピアプロではなく自分のブログにでも上げるのがよいでしょう。クリプトンと契約するのは商業化の話が来てからでも遅くはないわけですし。