15×24
全6巻読了。結局「楽しめた」と言えるのは『link five』
15×24link five―ロジカルなソウル/ソウルフルなロジック (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 新城カズマ,箸井地図
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/12/25
- メディア: 文庫
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いや良い作品だとは思いますが。「17歳」がまだ「未来」であるようなミドルティーン以下のティーンズノベル読者対象であるならば。
現役「17歳」だと白けちゃう*1だろうし、それ以後の「大人」相手だと「今更」か、さもなくば「手遅れ」だろうし……。
15×24 link three 裏切者! (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 新城カズマ,箸井地図
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/10/23
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15×24 link four Riders of the Mark City (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-4)
- 作者: 新城カズマ,箸井地図
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/11
- メディア: 文庫
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15×24 link six この世でたった三つの、ほんとうのこと (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-6)
- 作者: 新城カズマ,箸井地図
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/12/25
- メディア: 文庫
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作中でも 何事も二人で一組だ
*2 なんて台詞が出ていますが。作中キャラから自分と似た考えのを男女一組から選ぶなら
- 伊隅賢治×折口歩乃果
あたりかな。
視点キャラでは、男子が理念、女子が事情を体現しているキャラ割りが多い感じ。これは意図的? それの両極端なのが『心を折る』で行動する三橋翔太と『腹の底んとこの気持ちを裏切れない』で行動するオサリバン・愛。この2人はわりと固まっちゃってるキャラだけれども、そのすぐ内輪くらいの位置にやはり固まってる徳永準と〈17〉の心中組み。間を飛ばして*3中心に居るのが笹浦耕と西満里衣の(事実上の)主人公カップル。悩める10代の代表。
まあ結局、視点キャラの大半は「巻き込まれ」以上の位置には居なかった*4わけですが。TVドラマ的群像劇としてはこれで正解、なんでしょうね。
- PS
- 藤堂真澄と左右田正義の「右と左の馬鹿」作者から愛されてるなぁ。
いや現実に居るとこれほどの困ったちゃんもないタイプなんだけどね。
- PS2
- エピローグ前の最終展開では『蓬莱学園の初恋! (富士見ファンタジア文庫)』のそれを連想してしまったよ。
作中に出てる曲