紅の傭兵

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でかい猿との戦いが終わったと思ったら小さい猿との戦い。
って原作読んでるから先の話みんな知ってるんだけどね。しかし読んだのはずいぶんと前なのに細かいところまでよく覚えてるもんだなぁ。

あいかわらずアクションが無駄に大きいところとか血が流れないのとか不満ではあります。おかげでトーラスのオロの感動的な場面もなんだか素人演劇のシーンみたくなっちゃったし。実写の大河ドラマにした方が良かった題材かな。でも映画版の『指輪物語』も似たようなことになっていたからアニメか実写かの問題でもないか。

マジンガーZあたりだと派手なアクションで丁度いいんですけどね。

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)
またヴァーノンの位置づけについて説明が無い*1のも気になりますがまあこれについてはアニメでそんな細かいことまで説明してられない*2でしょうから、原作か漫画版読んでくれ、でもしょうがないですか。

イシュトバーンが管を巻き出してやっとグイン・サーガらしくなってきました。やはりあの4人+1匹がでこぼこ道中してこその辺境編だよね。原作での最近の展開でも芸人に扮しての道中記がありましたが。グイン・サーガって大げさな宮中話だとなんだか単なる昼メロと化してしょんぼりなんですが、少人数の旅行きを描き出すと生き生きとしてきて良い感じになる気がします。

*1:あれは情報の隔絶した辺境の砦なのをいいことに死霊が成り代わっていただけなのであって、別にモンゴールが死霊を使役する闇公国というわけではない

*2:とはいえここまでの3話分は原作での1巻分でしかないんだけど