ラノサイ杯後半中間結果

ラノベランキング企画*12008年下半期ライトノベルサイト杯も残すところあと4日ほど。批判*2にもめげずに(後半の)中間結果への講評を。

新規

  1. 21点 AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)
  2. 20点 GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (1)上 (電撃文庫), GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (1)下 (電撃文庫)
  3. 16点 俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫), 俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)
  4. 11点

(以下略)

前回トップだった「迷宮街クロニクル」は雑魚集団のトップにまで落伍、次点だった「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」も単独で第二集団といったあたりに。そして躍進してトップに立ったのはエロゲライターの邪気眼小説、2位は3位から競りあがった厚さが自慢のあのシリーズの新シリーズ(ああややこしい)に入れ替わり。前回がどんぐりの背比べでしたから、やっと差が付いてきたというところでしょうか。「邪気眼と分厚さ」というのもそれはそれでこういう企画でトップを取るにふさわしい特徴ではありますね。

……あいかわらずどっちも読んでない本だし。orz
連射王〈下〉連射王〈上〉
山田一田中ロミオの方はエロゲで経験したのでさておくとして、雑誌掲載作しか読んだことのない川上稔の方は何か読んでみようかな。新シリーズから始めるよりかは完結したやつから読んだ方が次を待たされないからいいかも。

既存

  1. 22点 さよならピアノソナタ〈3〉 (電撃文庫), さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫)
  2. 21点 “文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫), “文学少女”の追想画廊, “文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)
  3. 10点

(以下略)

前回と変わらず圧倒的に強い2作。
赤城山卓球場に歌声は響く (ファミ通文庫)
“文学少女”も完結したみたいですが、これだけ人気だと外伝とかがしがし出させられ出そうですよね「挿話集1」とかだし。

自分はこのシリーズより先に積みの山のどこかに埋もれている「赤城山卓球場」掘り出して読まねば。

2009-01-28 追記 - 参考
2008年下半期ライトノベルサイト杯 途中経過 2009/1/28付 - ceeda日記 本館

*1:違います。(参考:集英社SD文庫「ベン・トー3」の帯に「ライトノベルサイト杯1位!」と宣伝文が掲載 - 平和の温故知新@はてな, データは独り歩きする - 一本足の蛸)

*2:ランキング扱いされたくないなら結果を順不同にして各作品への投票者一覧だけ付けて発表、というのも一考かも