参院選
誰もが予想した通り民主党惨敗。「国民の世界が第一。」とか言っていながらこの体たらくだから当然だけれども、まあこれについては民主党以外のどの党が政権取っていても同じ事態になったろうから貧乏くじではありますね。*1
今回の結果*2はさておき。
もう選挙制度そのものをネット時代に合わせてリストラして欲しいな。
まず、国政選挙なんだから細かく選挙区分けず全国で1つの選挙区。衆院参院の区別も無くして一院制。そして毎年同じ時期に一定比率を改選。議員定数は分かりやすく丁度100人。選挙権持つ年齢も義務教育終了時点*3まで引き下げ。
やれ、ねじれ国会だ、一票の格差だ、少子高齢化だの問題になるならこれくらい合理化してしまっていいと思う。また選挙区で分割統治されている限りマイナーな意見が埋もれてしまうわけだから、それに対するは選挙母体を「全国」にする方が下手に議員増やすよりも有用だろうし。
具体的にどういう党が政権取るか、またどういう政策を支持するか、ということよりも、システム自体のデバッグが必要。
あと、国政選挙毎に憲法の「信任投票」をするべき。これで過半数割れた場合は憲法改定案を各党が出してこれを国民投票(日本国憲法第96条 - Wikipedia)。
今のシステムは静的なものを問題が出た時に改定する、という指向になっているけれども、これを動的なのが当たり前なものに変えて行かないと変化に取り残され凋落して行くだけだと思う。
不況だなんだと言われても、今の日本は世界水準から見ればまだまだ勝ち組。ということは、平均的なことをしているだけは今後世界水準まで凋落する、今よりまだ落ちる、ということ。今後も主導する立場に居残る気なら世界を超えることをやる必要が。
まあ、個人的にはもうがんばるの止めて北欧化なり中国の一地方になる*4なりしてもいいかな、とは思うけれどもね。
