reverse blood iv - truth - つちのこ、のこのこ。(beta)

作者: 一柳凪,ヤス
出版社/メーカー: 小学館
発売日: 2008/12/19
メディア: 文庫
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reverse blood/prologue end
(p262)

いままでの4巻の物語は、まだほんの序章(prologue)にしかすぎなかったんだよ!!

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　　　　＞　　　　　　な、なんだってー！！　　　＜
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第1巻の発売数日の動きで3巻打ち切り *1決定というこのラノベ時世で悠然たるものですね。さすがは小学館。*2

小学館

オンラインで試し読みもできるし電子書籍版販売(ソク読み)もあって絶版の恐れもなしだし、他のメーカーも見習ってほしいところです。

んで今巻ではあとがきもオンラインで読めますよ

http://ga3.gagaga-lululu.jp/write/2008/12/4.html

ていうかオンラインでしか読めませんよ。

……まあ、どうせみんなあとがき読んでから買うかどうか決めるんだからいっそ「あとがきはオンラインで」というのが定着しちゃってもいいかも。

んで内容ですが、そのあとがきにも書かれているようにネタバレ禁忌満載なので「メタ探偵もの」とのみ。またサブタイトルの「truth」でも分かるように3巻

reverse blood iii - farce - つちのこ、のこのこ。(はてな番外地)

と対になる話でもありますが……とネタバレネタバレ。

正直、3巻までではデビュー作の

みすてぃっく・あい i, mystic garden: つちのこ、のこのこ。

に比べれば薄いなぁ、と侮っていたのですが、今巻で一気に同等かそれ以上の評価に。その『みすてぃっく・あい』*3ともなんだか繋がって……とネタバレネタバレ。

正月早々*4よい作品を読みました。満足。2008年後半ラノサイ杯の投票ではこれと『幻想症候群』*5は確定だな。

リバブラ４はですねー、昨年刊行された凪先生のデビュー作『みすてぃっく・あい』を誉めていただいた山岸真先生や京大ＳＦ研の方々（本当にありがとうございます！）にも満足していただける感じになったんじゃないかなーと思っています。４以降、加速度的にエスカレートする（何が？）予定ですので、まずは４をおたのしみに!!!!!!
http://ga3.gagaga-lululu.jp/write/2008/12/4.html

[rakuten:santasan:10000431:image]
1巻ではメインヒロインっぽかったのにすっかり空気、たまに解説者の地位が定着しちゃった呉羽の立場はどうなるのか。そして三角関係幼なじみのはずがすっかり脇役のあざみの地位は。そしてそして、重要キャラでもあっさり……なこの話の中で永遠の脇役、綾乃は生き延びることができるのか!! 先の展開がたのしみ……