「はてな語が亡びるとき―ニコニコの世紀の中で」
あ、タイトルは単なる釣りですw
- 水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
- はてなブックマーク - 水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
で、
はてな取締役であるという立場を離れて言う。はてぶのコメントには、バカなものが本当に多すぎる。本を紹介しているだけのエントリーに対して、どうして対象となっている本を読まずに、批判コメントや自分の意見を書く気が起きるのだろう。そこがまったく理解不明だ。
Mochio Umeda on Twitter: "はてな取締役であるという立場を離れて言う。はてぶのコメントには、バカなものが本当に多すぎる。本を紹介しているだけのエントリーに対して、どうして対象となっている本を読まずに、批判コメントや自分の意見を書く気が起きるのだろう。そこがまったく理解不明だ。"
[ネタ]本の内容紹介もろくにせずに煽るだけのエントリーに対して、どうして対象となっている本を読んで、批判コメントや自分の意見を書く気が起きるのだろう
志村ー! 釣られてる、釣られてるwww
さすが株式会社はてな取締役ともなると釣りも豪快だなぁ。
ネタはともかく。
いやその本読んでないんだけども。そこらへんの話題だと「国家語も現地語も亡びるから問題自体が消失するよ」でFAじゃないかな。そもそも英語が母語の人間だって、皆が皆エリートになれるわけでもなし。フィンランド人がOS作ってオランダ人がプログラミング言語作って、そしてマニュアルは英語。それはそれだけの話。別にフィンランド人やオランダ人がそれでガラパゴス化したりはしないだろうし。
未だに「国家という夢」を見ている人もいるのでしょうね。明治時代には「列強になるか隷属するか」という世界だったわけですからそれは死活問題だったわけですけれども、今は国家というレガシーデバイスをどう安楽死させるか、が死活問題。日本語なんて以後の歴史では「2ch語の元ネタ」くらいの存在感でいいんじゃないの?
生活語も分裂しているけれどもそれはずるずるべったり世界に繋がっている。そしてまた、普遍語なんてのも一つのものとして存在しているのではなく、さまざまな「専門語」が存在するのみ。そんな世界。そこでたまたま「英語のような何か」が使われる場合が多いとしてもそれは辞書が普及しているから、程度のものでしかなく。なので英語が母語のイギリス人にもそうでないインド人にも同等に開かれている。
まあ今後、頭数で多い中国語がその地位に取って代わる、なんて事もあるかもしれませんが*1英語が漢文だろうがそれで状況が変わるわけでもなし。
いずれにしろ、知も言語も消え去りはしないのですから。
*1:というかそういう世界をめざして有人宇宙飛行とかのコスト考えると引き合わない事に邁進しているんでしょうし