音声合成大事典2009

見るだけでも大変な7本組み。作るほうはどれだけ手間がかかったか。

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「棒歌ロイド編」がうれしいね。VOCALOID 界隈だと「オリジナル曲を発表するための手段」に押しつぶされてるニコニコらしさがここにはある。*1

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阿久女イク自体からしてそうだけれど、こういう普通に同人ソフト/CD作って販売するという回路があるわけだから、そこらへんへの/からの繋ぎやそれから零れ落ちるものをこそ CGM は担うべきだよね。嫌儲という存在はそこらへんの連携を否定し、結果として既存のパッケージ販売の方式*2へ逆戻りさせることになる。

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複数の互いに(作品を通してしか)知らない人がツール、音源、曲、そしてコメントといった手段でつながり創造の連鎖を作る。「公平な分配」なんて概念が元からナンセンス、それが Web(つまり、網)。稼げる人が稼げる場所で稼ぐ、でいいんじゃないかな。それは同人ソフト/CDであったり、シェアウエアのDL販売であったり、あるいはそれを紹介する商業出版物であったり。

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まあ iPhone*3はフリーなプラットフォームではないから、そこでのアプリというのは、個人的には評価しないですけれども。

*1:ニワンゴ自身はそんな勘違いはしてないけれども、ニコニコを「アマチュア/セミプロ作品の発表の場」みたいに志向している勢力もあるし、そこらへんは既存のパッケージ販売の代替をそこに求めている

*2:レコード会社や出版社を介して商品化する

*3:というか Apple はいつだって